幼児向け絵本・知育ドリル

あさしょう・キッズドリル④
よんで かいて おぼえる おはなしABC

2019年3月31日発売
朝日小学生新聞・著
ふじもと あきこ・絵
定価

「アリスの アルファベット どうぶつえん」
おはなしでアルファベット26文字を学習

お話を題材にしたシリーズの「ひらがな」「カタカナ」「かんじ」編に続く第4弾です。アリスが夢の「アルファベットどうぶつえん」を作るお話が題材です。A~Zのアルファベット26文字を練習しながら、アリスといっしょに動物をさがして旅します。お話を読みながら、何度も書いて練習するため、楽しくあきずに進めることができます。ストーリーにそった絵本のような絵も魅力的です。お話に出てきた動物たちを集めたアルファベット表も付いています。

<もくじ>
このドリルの つかいかた
アルファベット26もじ

アルファベット の おはなし
1~26 Aa~Zzをかこう

おはなしから さがそう
27 ことばと いっしょに れんしゅう

かくにんしよう
28 かたちに きを つけて かこう
29 大もじを じゅんばんに かこう
30 小もじを じゅんばんに かこう
折込 アルファベット ひょう

【作者紹介】
<絵>
ふじもと あきこ
埼玉県生まれ。東京造形大学デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒。卒業後、フリーのイラストレーターとして、書籍・雑誌などを中心に活動している。2016年女児を出産、現在育児中。http://fakiko.web.fc2.com

蜜蜂さん ありがとう

2018年11月30日発売
野田章子・文 さいとうじゅん・絵
定価


95歳のおばあちゃん、作家デビュー!

「蜜蜂がつなぐ絆」をテーマにお話を書きました。
心があたたかくなる絵本。読み聞かせにもぴったり。


 絵本『蜜蜂さん ありがとう』(文・野田章子、絵・さいとうじゅん、税込み1650円)の文章を書いたのは、95歳のおばあちゃんです。この作品が、作家デビュー作となりました。きっかけは、老人ホームで過ごす中、仲間が元気になるお話を書きたいと思ったこと。蜜蜂の家族や蜂飼いおじさんと子どもたちの姿を通して、「すべてのいのちを愛おしく思う優しさ」が伝わってきます。
 その文章に合わせて絵を担当したさいとうさんは、鮮やかな色彩が特徴です。自然の豊かさをかわいらしいタッチで表現しました。
 楽しげな絵とリズム感に富んだ文章は、小さなお子さんへの読み聞かせにぴったりです。
 この絵本は、第1回ミツバチの絵本コンクール(主催・山田養蜂場)の一般の部で、ストーリーとイラスト各部門の最優秀賞に選ばれた作品をもとに制作しました。

なかなおり NAKANAORI

2018年7月20日発売
カピリナ・著、井之上喬・長深田悟・監修
定価

世界中のみんなと仲良しになれる絵本
きずな絵本シリーズ第一弾!

 森でビーバーくんがお家を造っていると、通りがかったクマくんが勝手に、ビーバーくんの木を持っていって、自分の家を造り始めてしまいます。しかし、うまくいきません。そんなときに手助けしたのはリスのおばあちゃん。ある歌とおどりを教えてくれます。

「相手を思いやる」「話し合う」「間違っていたら素直に反省する」というキーワードがつまっています。絵本に出てくる「なかなおりのうた」をいっしょに歌ったり、おどったりしながら、登場する動物たちの気持ちも考えることができます。ホームページ (https://kizuna-ehon.com)から楽しい歌を聴いたり、おどりを見たりすることができます。

創作を担当した「カピリナ」は、1975 年生まれの加藤志異(かとう しい)と 1976 年生まれの古沢たつお(ふるさわ たつお)、絵本作家二人によるユニット。カピリナはハワイ 語で、きずなを意味します。加藤氏はこれまで、絵本『とりかえちゃん』、『ぐるぐるぐるぽん』、『クッツケロ』、『せかいいちたかい すべりだい』など、古沢氏は、絵本『おしゃれ なからすガラフィーさん』、『クヌギくんのぼうし』、挿絵に『コヨーテ太陽をぬすむ』や『コ ヨーテ七人の巨人とたたかう』などの作品があります。

監修を担当した日本パブリックリレーションズ研究研究所の井之上喬(いのうえ たかし)所長は、日本におけるパブリック・ リレーションズ分野の第一人者です。日本パブリックリレーションズ研究所や井之上パブリッ クリレーションズの経営とともに、2004 年、早稲田大学でグローバル社会における次世 代のリーダー育成を目的に教鞭を執って以来、京都大学経営管理大学院、国際教養 大学でパブリック・リレーションズ講座の導入を図り、最近では神戸情報大学院などへ も拡大しています。同じく監修を担当した長深田悟(ながふかた さとる)氏は、長深田 教育再生研究所所長で社会福祉法人北寺尾むつみ保育園の園長でもあり、幼児教 育に豊富な経験と深い造詣をもちます。

あさしょう・キッズドリル③
よんで かいて おぼえる おはなし かんたん かんじ

2018年3月25日発売
朝日小学生新聞・著
ふじもと あきこ・絵
定価

おはなしを読みながら文字を学ぶ
新しいドリル 第3弾は1年生で習う「かんじ」


読み聞かせなどで親しんでいる昔話を使って、1年生で習う漢字80字を練習するドリル(入学準備の5・6・7歳向け)です。おはなしを声に出して読みながら、文字を書き込んでいくため、親子で取り組みやすく、書いた後も繰り返し読んで学べます。6話をカラーで収録。全80字の読み方や書き順の入った確認ページ、場面に出てくる字や形のよく似た字なども復習できます。折り込みでB5判見開きサイズのかんじ表つき。
絵本として、まずは読んでなぞって書いてみるだけでも、楽しめます。
 
<もくじ>
このドリルの使い方
かんじのおはなし
1  ウサギとカメ
2  おりひめとひこぼし
3  町のネズミといなかのネズミ
4  かぐやひめ
5  十二の月のおくりもの
6  うらしまたろう

おはなしから さがそう
7  1年生でならうかんじ
8  しぜんに かんけいのある かんじ
9  かず、つき、ようびをあらわす かんじ
10  ひとや からだに かんけいのある かんじ
11  おおきさ、いちをあらわす かんじ
12  ばめんに でてくる かんじ
13  かたちの にている かんじ
折込 かんじ ひょう

<プロフィール>
作者:ふじもと あきこ
埼玉県生まれ。東京造形大学デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒。卒業後、フリーのイラストレーターとして、書籍・雑誌などを中心に活動している。2016年女児を出産、現在育児中。 https://fakiko.web.fc2.com

◆38ページ8行目、「むこうに、人びとが」の「人」のふりがなが「にん」とあるのは、「ひと」の間違えでした。おわびして訂正いたします。

みぞをなぞっておぼえる らんたろう手習い帖 ひらがなの巻

2017年12月27日発売
尼子騒兵衛 絵
定価

乱太郎と一緒に
楽しくひらがな覚えちゃおう!

この本は、絵本であると同時に、「ひらがな」をおぼえたいお子さまや、日本語を学習したい人向けのおけいこ帖です。えんぴつを使って、みぞをくり返しなぞっているうちに、楽しみながら自然にひらがなをおぼえられます。さあ、忍者のタマゴ・乱太郎、きり丸、しんべヱといっしょにひらがなのおけいこを始めましょう。

【著者紹介】
尼子騒兵衛
兵庫県尼崎市生まれ。歴史が大好きで、大学では日本史を専攻。1986年から「朝日小学生新聞」に、まんが「落第忍者乱太郎」を連載中。93年からNHK教育テレビ(NHK Eテレ)でアニメ「忍たま乱太郎」を放送中。

あさしょう・キッズドリル②
よんで かいて おぼえる おはなし カタカナ

2017年4月30日発売
朝日小学生新聞・著
ふじもと あきこ・絵
定価


おはなしを読みながら文字を学ぶ
新しいドリル 第2弾は「カタカナ」

特長
・だれもが知っているおはなしが題材
・絵本のようにうつくしい絵
・何度も読んでくり返し使える

読み聞かせなどで親しんでいる昔話を使って、カタカナを練習するドリル(入学準備の5・6・7歳向け)です。
おはなしを声に出して読みながら、文字を書き込んでいくため、親子で取り組みやすく、書いた後も繰り返し読んで学べます。
7話をカラーで収録。折り込みでB5判見開きサイズのカタカナ表つき。
復習ページでは、まちがえやすい形のよく似た字なども練習できます。
テキストにそった挿絵で、絵本のように楽しめます。

<もくじ>
このドリルの使い方
この ドリルの つかいかた
カタカナ ひょう

カタカナ の おはなし
1 ふしぎの くにの アリス
2 ジャックと マメの き
3 ヘンゼルと グレーテル
4 シンデレラ
5 ブレーメンの おんがくたい
6 マッチうりの しょうじょ
7 こうふくの おうじ

おはなしから さがそう
8 「 ゛ 」「 ゜ 」と ちいさく かく
  「ッ」「ャ」「ュ」「ョ」の つく カタカナ
9 かたちの にている カタカナ
10 ばめんに でてくる カタカナ

かくにんしよう
11 おはなしの まとめ
折込 カタカナ ひょう

<イラストレーター プロフィル>
ふじもと あきこ
埼玉県生まれ。東京造形大学デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒。卒業後、フリーのイラストレーターとして、書籍・雑誌などを中心に活動している。趣味は、愛犬クマの散歩。https://fakiko.web.fc2.com

永遠物語(とわものがたり)

2017年3月31日発売
こばやしてるひろ・さく あやあこ・え
定価

トワとデモとケドといっしょに
ふしぎな冒険の旅にでかけよう!

タヌキに似ているデモとキツネに似ているケドにはとっても大切なお友だちがいます。その子はオオカミに似ているトワという名前の女の子。大きな声で「1、2、3!」の合言葉をとなえれば笑顔いっぱいのトワがやってきます。「野菜ずかん」「カレー&シチューのレシピ」付き。

【著者紹介】
こばやしてるひろ
1978年生まれ。日本大学生産工学部建築工学科卒業。「株式会社かます東京」代表取締役。企画代理業を営む一方、Dr.コパの長男として父の執筆と活動を支える。2013年、「おひさまとらき」(講談社)で童話作家デビュー。

あさしょう・キッズドリル①
よんで かいて おぼえる おはなし ひらがな

2016年6月10日発売
朝日小学生新聞・編著
ふじもと あきこ・絵
定価

おはなしを読みながら文字を学ぶ新しいドリル

特長
・だれもが知っているおはなしが題材
・絵本のようにうつくしい絵
・何度も読んでくり返し使える
・ひらがな表つき

読み聞かせなどで親しんでいる昔話を使って、ひらがなを練習するドリル(入学準備の5・6・7歳向け)です。
おはなしを声に出して読みながら、文字を書き込んでいくため、親子で取り組みやすく、書いた後も繰り返し読んで学べます。
おはなしは、五十音の行ごとに各1本、10話をカラーで収録。折り込みでB5判見開きサイズのひらがな表つき。
おはなしの絵は、かわいらしい水彩画で、ドリルでありながら絵本のように楽しめます。

【もくじ】
このドリルの使い方
1.あいうえお の おはなし「あかずきん」
2.かきくけこ の おはなし「かさじぞう」
3.さしすせそ の おはなし「しらゆきひめ」
4.たちつてと の おはなし「つるの おんがえし」
5.なにぬねの の おはなし「ねずみの よめいり」
6.はひふへほ の おはなし「はだかの おうさま」
7.まみむめも の おはなし「ももたろう」
8.やゆよ の おはなし「よくばりな いぬ」
9.らりるれろ の おはなし「らいおんと ねずみ」
10.わをん の おはなし「わらしべ ちょうじゃ」
11.おはなしからさがそう「゛」「゜」のつくことば
12.おはなしからさがそう「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」のつくことば
13.おはなしからさがそう なかまのことば
14.おはなしからさがそう はんたい ことば
15.かくにんしよう おはなしの おさらい1
16.かくにんしよう おはなしの おさらい2
折込 ひらがな ひょう

【訂正】
P.4 3行目「あかい」の「い」の文字に、 赤い色がついていませんでした。
おわびして訂正します。2刷では修正しています。

<イラストレーター プロフィル>
ふじもと あきこ
埼玉県生まれ。東京造形大学デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒。卒業後、フリーのイラストレーターとして、書籍・雑誌などを中心に活動している。趣味は、愛犬クマの散歩。https://fakiko.web.fc2.com

立原えりかのグリム童話

2015/3/28発売
著・立原えりか
絵・ 杉浦範茂、尼子騒兵衛、田村セツコ、はせがわゆうじ、宇野亜喜良、黒井健、東逸子、あおきひろえ、青山みるく、木月すみよし、 小倉あん子、葉祥明、どいまき、永田萠、雨宮尚子、飯野和好、牧野鈴子、伊藤秀男、北見葉胡、長田恵子、エム ナマエ、ささめやゆき、 北見隆、きたのじゅんこ、長谷川義史
定価


25のお話に25人の有名作家が絵を描いた!
朝日小学生新聞だからできた“超”ぜいたくな絵本です

童話作家の立原えりかさんが書いた25のお話に、25人の有名作家たちが絵を描きました。 『ブレーメンの音楽隊』『漁師とおかみさん』『白雪姫』『星の銀貨』『ヘンゼルとグレーテル』など、おなじみの作品がずらり。ファンにはたまらない、 ぜいたくで、夢のような本の完成です。幼児・小学校低学年~大人の方まで、じっくりグリムの世界に浸れる豪華本です。

モナリザをさがせ

2013年6月28日発売
マーイケ ・コーレ、ニッキー・テーニッセ著 定価

ぬすまれた「モナリザ」を追ってヨーロッパをかけめぐる 探索ボードブック!
オランダの作家マーイケ・コーレの絵本第3弾。
「フェリックスの空からみた町」「空からみた自動車レース」に続く、ゆかいな動物たちがくり広げるドタバタ劇。
名画「モナリザ」がパリのルーブル美術館から、5人組のどろぼうにぬすまれた! ウルフ警視とラット警部がどろぼうたちを追いかけますが、すばしっこい泥棒たちは、ベルリン、ローマ、ロンドン、バルセロナへ、アムステルダムと逃げ回り ます。警官たちもヨーロッパの町をさがし回りますが、果たしてどろぼうたちをつかまえられるでしょうか? 貴重な名画「モナリザ」を取りもどすことはできるでしょうか?――ヨーロッパ6か国の主要都市を舞台に絵だけでえがいた絵本です。どろぼうや「モナリ ザ」、警官たちをさがしながら、ページをめくっていく絵本です。ほかにもたくさんの登場人物の物語がかくされていて、飽きずに、自分自身で物語をつくって 楽しめます。フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、スペイン、オランダの都市の観光名所がいっぱいえがかれているので、旅する気分を味わえます。巻末に は、舞台となった6か国の都市の観光名所などのメモ付き。
丈夫なボードブックなので、思い切りページを広げて、飾って、遊べます。子どもたちが自分で物語をつくりだす楽しさを体験できます。

やなせたかしのメルヘン絵本 4

2013年4月10日発売
やなせたかし著 定価

朝日小学生新聞の人気連載「やなせたかしのメルヘン絵本」シリーズ第4弾
東日本大震災からの復興への希望をこめ、「陸前高田の松の木」のその後をえがいた「ヒョロ松さんは見習い天使」(特別編)と、アリがシマウマに恩返しをするユニークなお話など、計25話を収録しています。
この中には、新聞連載時の100話目にあたる作品もあります。100話達成は、94歳の筆者にとって大きな目標でした。筆者ならではのあたたく機知に富んだお話の数々を、あざやかな色づかいの絵とともにお楽しみください。
リズム感あふれ、テンポのいい文章が、子どもたちへの読み聞かせ、音読学習にぴったりです。

やなせたかしのメルヘン絵本 3

2012年8月10日発売
やなせたかし著 定価

「ぼくはアンパンマンの絵本と、この絵本をつくるためにこの世に生まれてきた気がする」
アンパンマンの作者・やなせたかしが情熱を込める『メルヘン絵本』シリーズ第3集。東日本大震災復興を願いつくられた歌から生まれた「希望のハンカチ」を特別収録。

【目次】希望のハンカチ/森はかれても/海の涙/秋ちゃんと秋/ミノムシの歌/ハンナとハンス/ふるふるふるさと/ジュン/あくびするカミサマ/ポツン/アカギレ博士の発明/こな雪のドア/チャランポラン/虹の工場/えらくなっちゃいけない/ポ/奇跡の流れ星/ピエロの涙/スピードキング/完全満月の夜に/花の伝令/アイウエオ物語/新花咲かじいさん/タンポポ帝国の滅亡/エクボどろぼう/ペコリナの変身

空からみた自動車レース

2012年5月31日発売
マーイケ・コーレ/文 アーメレンツケ・コープマン/絵
ニッキー・テーニッセ/デザイン 定価

ゆかいな動物たちがくり広げるドタバタ劇。「フェリックスの空から見た町」に続く「空から見た」シリーズ第2弾。物語の舞台は自動車レース。燃料がドングリの車に乗るリス、友だちとお茶を飲むのが好きなめんどり、編み物をしながらバイクを運転するヒツジ――。個性豊かな動物たちが自動車レースを舞台に「ドタバタ劇」をくり広げます。見どころは、レースを空からみたおしゃれな絵。このレースの取材担当、ジャーナリストのクマとフクロウが発行する新聞も見逃せません! 接戦のようすがリアルに伝わってきます。地上と空から、2倍楽しめる絵本です。

マーイケ・コーレ:1970年生まれ。オランダの作家、教育者。アムステルダムで美術教育の調整役を務め、小学生向け授業プログラムの開発にたずさわる。

アーメレンツケ・コープマン:1972年生まれ。オランダのビジュアルアーティスト。

ニッキー・テーニッセ:オランダのデザイナー、詩人。1969年生まれ。美術学校で学び、グラフィック・デザイナーとして活動。哲学や詩にも関心を持ち、2011年に詩人としてデビューした。

おおきなはてな

2012年5月30日発売
ヴォルフ・エァルブルッフナ/作、うえのようこ/訳 定価

「なぜわたしはうまれてきたの?」人生最大の疑問にこたえます。
主人公が「わたしはなぜうまれてきたの?」と、いろんなものたちに問いかけていく子ども向け哲学絵本です。はたして、ネコ、パン屋さん、おばあちゃん、船乗り、ママ、アヒルなどの答えは?読みながら、自分なりに「おおきなはてな」の答えを考えていくことができます。

ヴォルフ・エァルブルッフ:1948年、ドイツのブッパータールに生まれる。絵本作家、イラストレーター。1993年、 2003年ドイツ児童文学賞、『 La Grande Question 』で2004年ボローニャ児童図書賞ラガッツィ賞、2006年全業績で国際アンデルセン賞画家賞など、数々の賞を受賞。ヨーロッパを代表する絵本作家のひとりといわれる。おもな著書に『クマがふしぎにおもってたこと』『レオナルド』『すてきなよるに』『マイヤー夫人のしんぱいのたねは?』(BL出版、いずれも上野陽子訳)、『死神さんとアヒルさん』(草土文化)、イラストに『うんちしたのはだれよ! 』(偕成社)など。

うえのようこ 上野陽子:1953年、広島市に生まれる。ドイツの子どもの本の研究と翻訳を行っている。『クマがふしぎにおもってたこと』『レオナルド』『すてきなよるに』『マイヤー夫人のしんぱいのたねは?』など、エァルブルッフの著書翻訳を多数てがけている。広島市在住。
★ボローニャ国際児童図書展・ラガッツィ賞受賞
★国際アンデルセン賞受賞のドイツ人絵本作家・エァルブルッフの話題作

やなせたかしのメルヘン絵本 2

2012年2月20日発売
やなせたかし著 定価

朝日小学生新聞連載、「やなせたかしのメルヘン絵本」の第2集。
アンパンマンの作者がライフワークとして情熱をかたむけたユニークなメルヘン短編集。声に出して読むと、うれしくなる、たのしくなる、笑顔になる。そんな絵本です。

  • 自身が作詞した詩をもとにした25のお話に、陸前高田の一本松をモデルにした「ガンバララバイ」「ヒョロ松と海坊主」の2話を特別収録。
  • バラエティにとんだ内容。各話カラーイラスト付き。
  • 1話が4ページにまとまっているので、学校での朝読書や、読み聞かせ、音読に適しています。

カンテクレール キジに恋したにわとり

2012年1月31日発売
ヨー・ルーツ、フレート・フィッセルス/作 エレ・フレイセ/絵 定価

「これは ぼくだけの ひみつなんだけど、ぼくが鳴かないと、日がのぼらないんだよ」
カンテクレールは、自分が鳴かないと太陽が昇らないと信じているにわとりです。夜中から鳴きはじめるので、ほかの動物たちからけむたがられています。そんなカンテクレールが、森に住むキジに恋をして・・・。

心を元気にする絵本!
「カンテクレール」はもともと、フランスの詩人エドモン・ロスタンが書いた戯曲でした。これがベルギーで子ども向けの演劇に改作されて人気を集め、絵本となりました。カンテクレールをはじめとする動物たちが美しい色で個性豊かに描かれており、まるで絵画作品のよう。あざやかな色彩とユーモアあふれる作風は子どもの感性を刺激すること間違いなし。一家に一冊もっておきたい絵本です。

ローラのすてきな耳

2011年12月20日発売
エルフィ・ネイセ作/エリーネ・ファンリンデハウゼ絵 定価

私はローラ。ほかの子と同じだったらいいのに、といつも思う。 でも、わたしはちょっとちがっているんだ。
ローラは耳がよく聞こえません。話しかけられても、聞きとれないことがあるので、なかなか遊びの仲間に入れてもらえません。道路で車に気づかず、こわい思いをしたことが何度もあります。ある日、専門のお医者さんに行きました。お医者さんは、いろいろな検査をしました。そして、ローラに補聴器をくれました。それは小さな器械でしたが、ローラと周囲との関係を大きく変えることになります。
この絵本は、耳の聞こえにくい少女だった作者・エルフィ・ネイセの実体験をもとにつくられています。耳の聞こえる人間は日頃意識していませんが、私たちは、家族や友だちとの「会話」や環境が作るさまざまな「音」を聞くことで世界とつながっています。難聴のローラはそれができません。寂しい思いをしながらも、ローラが友だちの中に居場所を見つけていく姿からは、耳が聞こえにくい子どもの気持ちがとてもよく伝わってきます。
朝日小学生新聞に連載され大きな反響を呼びました。
★日本図書館協会選定図書

アップルムース

2011年9月25日発売
クラース・フェルプランケ著 定価

ぼくのパパは あったかい 手をしている。指は アップルムースの においがする。でも、パパの手は、時々冷たくなる。そんなときの手は、本当に意地悪だ。ぼくは、森に新しい別のパパをみつけにいこうとしたけど・・・。やさしさときびしさ。父親が持つ二つの顔を、子どもの視点から描き、ヨーロッパで高く評価された絵本です。

クラース・フェルプランケ:ベルギーを代表するイラストレーター・絵本作家(オランダ語を母語とするフラマン系)。1964年生まれ。国の内外で、多くの賞を受けています。

★2011ブーケンベルプ賞(ベルギー最優秀児童文学賞銀賞)受賞
★2011ブーケンパウ賞(ベルギー最優秀絵本賞)候補作

ベンおじさんのふしぎなシャツ

2011年9月15日発売
シュザン・ボスハウベェルス/作 ルース・リプハーヘ/絵 定価

ヨーゼフは、動物が大好きな男の子。ペットがほしいとママに何度もねだりますが、まったく相手にされません。そんなとき、農園でたくさんの動物をかっているベンおじさんがやって来ました。ベンおじさんは、ひよこがびっしり描かれた、かわったシャツを着ていて・・・・・・。ヨーゼフのねがいは、最後にふしぎなかたちで叶えられます。

絵の中には、たくさんのヒントや謎が隠されていて、絵解きが楽しい絵本です。空想と現実のはざまの世界が描かれており、「こんなシャツがあったらな」と想像がふくらみます。
オランダの若手女性絵本作家2人の共作です。
朝日小学生新聞に連載され、反響を呼びました。

シュザン・ボスハウベェルス:オランダの絵本作家。1993年スヘルトーヘンボス美術デザイン大学卒後、教育関係の書籍の執筆や絵本の製作に携わってきた。

ルース・リプハーヘ:オランダの絵本作家。1983年生まれ。ビレム・デ・コーニング美術大卒。2007年にユニークな絵本「寝室の夜行性動物」(本邦未翻訳)でデビューし、注目を集めた。

やなせたかしのメルヘン絵本

2011年8月20日発売
やなせ たかし著 定価

こんな本は世界ではじめて!
1冊の絵本の中に25冊+1冊の絵本!
絵が楽しい、文章がおもしろい、声を出して読めばうれしい。やなせたかしの世界がつまった短編集。
朝日小学生新聞に連載中の「やなせたかしのメルヘン絵本」待望の書籍化です。やなせたかしの代表作「手のひらを太陽に」など、自身が作詞した詩をもとにした25のお話と、陸前高田の一本松の子どもたちに命名するなど、著者が思い入れのある一本松をモデルにしたお話「松の木の歌」を特別収録し、全26話で構成。バラエティにとんだ内容で、各話カラーイラスト付きの1話4ページと気軽に読むことができるので、学校での朝読書や、読み聞かせ、音読にもピッタリな一冊です。表紙は描き下ろしで、思わず手に取りたくカラフルで楽しいものとなっています。

朗読の部屋
著者が選んだ5話について、著者自身による朗読を公開しています。


やなせ たかし:1919年2月6日、高知県生まれ。東京高等工芸学校図案科(現・千葉大学工学部)卒業。1973年、月刊絵本「キンダーおはなし絵本」に「アンパンマン」掲載以降、人気シリーズとなり、1988年から、日本テレビ系にてアニメ化。主な絵本作品に、「やさしいライオン」「アンパンマンぼうけんシリーズ」(以上フレーベル館)。やなせたかし全詩集「てのひらを太陽に」(北溟社)。日本漫画家協会理事長。2007年4月、横浜市に「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」、2010年4月、桑名市に「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」、2011年7月、仙台市に「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」が、それぞれオープンしている。

ふたつのおうち

2011年5月30日発売
マリアン・デ・スメット/文、ネインケ・タルスマ/絵 定価

ある日、パパとママが家を出て行った。
パパがママのいやがることをしたみたい。
その日から、ニーナはパパの家とママの家を行ったり来たり。
ふたつのおうちで暮らすことになりました。
パパの家にいるときは、ママが恋しくなり
、 ママの家にいるときは、パパを思い出すニーナに両親は・・・。

朝日小学生新聞で連載し、人気を博した絵本が書籍化されました。 家族のかたちは変わっても、子どもへの愛情は変わらないことをうったえた、心温まる絵本です。作者のマリアン・デ・スメットさんは、ベルギーの作家。幼稚園の先生でもある彼女は、日々接する子どもたちから創作のヒントを得ることが多いそうです。この作品も、幼稚園で両親が離婚し、落ち込んでいる子どもを励ましたいという思いで作られました。絵をてがけたネインケ・タルスマさんは、オランダのイラストレーター。水彩絵の具やペンを使ったやさしいタッチの絵を得意としており、この物語をあたたかく美しい色彩でえがいています。
★日本図書館協会選定図書

おもいでをなくした おばあちゃん

2011年3月25日発売
ジャーク・ドレーセン/文、アンヌ・ベスターダイン/絵 定価

「ねえ、おばあちゃん。わたしが わかる?」
記憶を失っても続く、家族の愛と絆を描いた絵本。ペトラはママといっしょに、老人ホームに住むおばあちゃんに会いにゆきます。ペトラのこともママのことも、すっかりわすれてしまったおばあちゃんに、ペト ラは……。

ジャーク・ドレーセン:子供向けに、病気やアルコール依存症、離婚など、深刻なテーマを取り上げた作品を多数発表しているベルギーのジャーナリスト・作家です。本作では「認知症」をとりあげ、記憶を失っても続く、家族の絆を描いています。

ンヌ・ベスターダイン:1996年に「本のくじゃく賞」(前年に出版された最も優れたオランダ語絵本に贈られる)を受賞した人気イラストレーターです。哀しさの中にも確かにある家族の愛を、やさしく温かいタッチで表現しています。

フェリックスの空からみた町

2010年12月10日発売
マーイケ・コーレ/アーメレンツケ・コープマン著、久保谷洋訳 定価

ベルギーから来た、美しい色彩の絵本です。飛行機が大好きなフェリックスは、相棒のクマくんといっしょに、空の散歩に出発します。ふだん見慣れているものを、空からみるとどんなふうに見えるでしょうか?
空から見た景色(コープマンの抽象画)と人や建物のイラスト(コーレの具象画)の組み合わせが絶妙です。抽象的に描かれた風景の中に隠された人や建物(具象的なイラスト)をさがしていくうちに、ものごとを別の視点から見る能力が身につくよう工夫されています。作家であり教育者でもあるマーイケならではのアイデアです。
各ページに折込のあるぜいたくな作りです。お子さまの情操教育に、お知り合いへのプレゼントに最適の絵本と確信しております。

ヒドさんのじゆうにたのしくおえかきしようよ!

2010年12月8日発売
ヒド・ファン・ヘネヒテン著、久保谷洋訳
A4判 208ページ 定価

2007年、2010年とオランダ語書籍普及機構「今年の絵本」に選ばれている絵本作家、ヒド・ファン・ヘネヒテンによる、絵をかく楽しさを伝えるお絵かき絵本です。
ページの隅に小さなお魚の絵。「このお魚を追いかけているサメをかいてみよう」、「運が悪い人をかいてみよう」などなど、ヒドさんのユニークなヒントにより、自由でのびのびとした発想力を引き出し、絵を描く人が苦手な人でも楽しめる工夫がなされています。
絵をのびのびと描いていただけるように、大きめの作り(A4)にしました。208ページあるので、親子でたっぷり楽しめます。 お子様が描いた絵を保存しておきたいという保護者の方が多いと思いますが、この本を使えば、自動的に「思い出の1冊」ができあがります。

はちぞうのぼうけん

2010年4月29日発売
原案・絵 葉祥明/文 室生あゆみ 定価

葉祥明さんが原案・絵を担当した絵本「はちぞうのぼうけん」が本になりました。
ゾウでもないし鳥でもない「はちぞう」が自分をさがす旅に出て、絶滅のおそれのある生き物たちと出あい、自分の使命を知る物語です。2009年4月から9月まで朝日小学生新聞で連載されました。本には絶滅のおそれのある生き物たちの情報ものっています。

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