LIST OF BOOKSこれまでに出た本

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発行順 2020年1月~

でる順グラフ問題 公立中高一貫校対策

2020年12月20日発売
吉原功・著
定価
発行:朝日学生新聞社 発売:朝日新聞出版

公立中高一貫校適性検査、資料分析分野によくでた11分野!


公立中高一貫校の適性検査(入学試験)の「資料分析」分野対策問題集です。資料分析でよく出題される社会の11分野(農業、工業、人口問題、地球温暖化、食料問題など)を収録。各分野で課題となっている事柄の確認、実際の試験に近い基礎問題、標準問題の構成になっています。本番そっくりのチャレンジテスト7題も収録。 「グラフからわかることを書きなさい」「資料をもとにあなたの考えを書きなさい」と問う、記述問題を多数収録しているので、現在社会問題となっている事柄の知識力、多数のグラフの読み解き力、記述力を身につけられます。

<もくじ>
でる順1 農業
でる順2 工業
でる順3 人口問題
でる順4 漁業・水産業
でる順5 ごみ問題
でる順6 地球温暖化
でる順7 他国との関係
でる順8 水資源
でる順9 食料問題
でる順10 社会変化と生活変化
でる順11 その他のおさえるべき分野
チャレンジテスト7題

<著者プロフィール>
吉原功(よしはら・こう)
学習塾・協学舎代表
1974年生まれ。千葉県出身。日本大学大学院法学研究科博士課程満期退学。大原予備校で公立中高一貫校対策や都立高校受験対策の指導を担当した後、2015年、中高一貫校対策から高校受験・大学受験対策までを少人数制で指導する学習塾・協学舎を設立。生徒たちには「ゴリ先生」という愛称で呼ばれ、本名で声をかけられても気づかないぐらいに定着している。著書に『グラフ問題特別ゼミ 公立中高一貫校対策―24日間で完成―』(朝日学生新聞社)。

200字から始める 作文・小論文上達ワーク

2020年11月30日発売
著・伊藤久仁子/朝日中高生新聞
定価
発行:朝日学生新聞社 発売:朝日新聞出版

中高生が書いた72の作文例を掲載
構成メモのヒント、自己添削のポイントつき
自学自習に最適なシンプルなワークブック
志望動機や自己PRもスラスラ書けるようになる!

◆ 書籍のサンプルはこちらから


高校・大学入試では、200字程度の作文から1000字程度の小論文まで、何かしら「書く」ことを課されるようになってきました。推薦入試などでは、志望動機や自己PRを書くことも必須です。

本書は、さまざまなテーマの200字作文を練習するワークブックです。朝日中高生新聞で2014年から続いている連載を元に、「将来就きたい仕事」などの身近なテーマから、「地球温暖化」「子どもの貧困」など社会的なテーマまで、70以上を出題しています。

200字は、「主張」と「論拠」を兼ね備えて書ける最短の字数。200字で構成する練習を重ねることで、800字、100字など、長い小論文も書けるようになります。

ただし、本書は単なる入試対策の問題集ではありません。さまざまなテーマについて思考し、意見を言語化して発信することは、社会で生きる私たち全員が必要とする力です。

大きな特徴は、実際に中学生・高校生が書いた72の作文例が載っている、ということです。大人が書いた「お手本」とは違い、現役の中高生の視点が盛り込まれているので、友達と対話するような感覚で学習することができます。多様な意見に触れることもできます。

それぞれのテーマについて、構成メモをつくるためのヒント、自己添削する際のポイントを記しているので、自学自習にも向いています。また、先生方や保護者の皆さんが、作文指導する場合にも役立ちます。

「文章上達のコツ」として、構成メモの作り方、推敲のやり方、レベルアップ勉強法なども紹介しています。

著者の伊藤久仁子先生(共立女子第二中学校高等学校国語科教諭)は、日ごろから、キャリア意識を高める小論文指導をしています。書くことは思考することでもあり、「自分を育てる」「より良い世の中をつくる」ことに繋がると話します。また、言葉の力は、自分を支える「杖」であり、社会へはばたくための「翼」でもあると言います。

中学生や高校生はもちろん、大学生、社会人、先生方や保護者の方にも役立つ一冊です。

【著者紹介】
伊藤久仁子(いとうくにこ)
1965年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。早稲田大学専攻科(国語教育)修了、法政大学大学院修士課程(経営学研究科キャリアデザイン学専攻)修了。共立女子第二中学校高等学校国語科教諭、共立女子大学非常勤講師。キャリア意識を高める小論文を指導する。女子校と男子校が短歌創作で交流する授業実践で第48回読売教育国語教育部門最優秀賞(1999年)。2014年から朝日中高生新聞で「天声人語で200字作文」、2020年から朝日新聞EduAで「投書で考える 伝わる! 200字オピニオン」の出題・解説を手がける。学校心理士。

自ら学ぶ子を育てる! 清水先生の自宅学習相談室

2020年11月20日発売
清水章弘・著
定価
発行:朝日学生新聞社 発売:朝日新聞出版

「勉強の仕方を教える塾」の先生が
お父さん・お母さんの悩みに答えます!
伸びる子を育てるために、家庭でできることとは……?


「子どもは、学校や塾で勉強するもの」
2020年は、そんな固定概念が崩れ、家庭学習の大切さが取りざたされた年でもありました。

もちろん、緊急事態宣言や休校などがなくとも「自主的に家庭学習ができるかどうか」は、子どもの伸びと大きく関わってきます。
では、どうすれば子どもは自ら勉強するようになるのでしょうか?
そのために、親はどんなサポートをすれば良いのでしょうか?

この本では、「自ら学ぶ子」を育てるために、親にできることを
「モチベーション」「知的好奇心」「時間管理」「勉強方法」「環境」
という5つの項目に分けて紹介。
よくある40の質問に答える形で、保護者のお悩み解決と、子どもの自学力の育成を目指します。

■モチベーションを高める
・「宿題は?」に代わるうまい声かけ
・間違い直しを面倒くさがる子ども
・やる気を引き出す目標の立て方  など
■知的好奇心を育てる
・勉強にもごほうびが必要なの?
・語彙がなかなか増えません
・何でも検索……自分で考えさせるべき? など
■時間管理の手助けをする
・受験勉強と学校の部活や委員会、両立できる?
・苦手科目が後回しになりがちです
・5年生までの長期休み、どう過ごす? など
■具体的な勉強方法を知る
・作文を書くのが苦手な子へのアドバイス
・効果的な間違い直しの方法は
・理解を深めるノートの取り方 など
■環境を整える
・リビング学習、させたほうがいい?
・スマホ使用のルールは必要?
・タブレット学習の上手な取り入れ方 など

【著者紹介】
清水章弘(しみず・あきひろ)
教育アドバイザー/「勉強のやり方」を教える塾プラスティー代表 1987年、千葉県船橋市生まれ。私立海城中学高校、東京大学教育学部を経て、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。 東京と京都で「勉強のやり方」を教える塾プラスティーを経営しながら、テレビ・新聞・ラジオで勉強のやり方を伝えている。著書は『現役東大生がこっそりやっている、頭がよくなる勉強法』(PHP 研究所)、『中学生からの勉強のやり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など多数。青森県三戸町教育委員会学習アドバイザー。ポスト・イット® ブランドアンバサダー。朝日新聞EduA、朝日小学生新聞などで連載中。

竜が呼んだ娘 魔女の産屋

2020年11月20日発売
柏葉幸子・作 佐竹美保・絵
定価

ウスズと星の音の赤子がさらわれた!
王宮の若い魔女を追い、ミアは竜に乗る――


三日三晩かかったお産が無事に終わり、竜騎士・ウスズと魔女・星の音の間に、男の子と女の子の双子が生まれました。皆がほっとしたのもつかの間、お産の手伝いをしていた若い魔女が、女の子の赤ん坊を奪い、逃げ去ってしまいます。魔女が逃げこんだのは、彼女のふるさとであり、王宮で使われる絹のほとんどを生産している「繭の里」。
ウスズの屋敷で部屋子として暮らす11歳の少女・ミアは、魔女を追いかけ繭の里へと向かうのですが……。

日のある空を竜が飛び、月のある空を魔女が飛ぶ世界を舞台に描かれた、ファンタジー小説第3弾。児童文学界を代表する作家である柏葉幸子さんと、有名作品を次々と手がけている挿絵画家・佐竹美保さんコンビによって紡ぎ出される、壮大な世界観をお楽しみください。

【作者紹介】
作・柏葉幸子(かしわば・さちこ)
1953年、岩手県生まれ。『霧のむこうのふしぎな町』(講談社)で講談社児童文学新人賞など受賞。『つづきの図書館』(講談社)で小学館児童出版文化賞受賞。『岬のマヨイガ』(講談社)で野間児童文芸賞。最新の本に『あんみんガッパのパジャマやさん』(小学館)などがある。

絵・佐竹美保(さたけ・みほ)
1957年、富山県生まれ。おもなさし絵作品は『魔女の宅急便』(3 ~ 6 巻、福音館書店)、「旅人」シリーズ(偕成社)など。ほかに「ブンダバー」シリーズ(ポプラ社)、『夜の学校』(文研出版)、『仮名手本忠臣蔵』(偕成社)、『王様に恋した魔女』(講談社)などがある。

学びの本質の教科書 教育と子育て編

2020年8月7日発売
三田紀房・漫画/山内宏泰・著
定価
発行:朝日学生新聞社 発売:朝日新聞出版

いよいよ2020教育改革がスタートした!
新型コロナの影響も相まって、教育のありようが問われている。学びの本質をおさえて、不安をぶっとばせ!


保護者の悩みにこたえるべく、東大受験漫画『ドラゴン桜2』の主人公・桜木建二が識者に取材して集めた最新の教育&子育て情報を教えるのが、『学びの本質の教科書 教育と子育て編』です。

「東の名門・開成の元校長に聞く!」(柳沢幸雄さん)、「『教えないで伸ばす』敏腕教師!」(井本陽久さん)、「芥川賞候補作家に聞く学びの極意!」(千葉雅也さん)、「人の子育てもゴリラ研究に学べ!」(山極壽一さん)、「新しい学びの境地を拓くYouTuber!」(葉一さん)――。

道を究める識者らのことばは、視野を広げてくれるものばかり。

LINENEWS朝日こども新聞「ドラゴン桜2×朝日小学生新聞&朝日中高生新聞『桜木建二が教える 大人にも子どもにも役立つ 2020年教育改革・キソ学力のひみつ』」、待望の書籍化・第2弾。

●LINENEWS朝日こども新聞連載にて累計PV数80万以上!
●『ドラゴン桜』パート1、『ドラゴン桜2』漫画本編からの抜粋も多数掲載。
●子育て中の保護者向け教育書

【目次】
1時間目 校長先生から保護者へ!
・子どもの力を引き出し、「ちゃんと食える大人」に育てる開成流教育法!――柳沢幸雄(元開成中学校・高等学校校長)
・「自分」を主語にして語れたら、世界のどこでも通用する人材になれる!――日野田直彦(武蔵野大学中学校・高等学校校長)

2時間目 学校・授業が変わる!
・これからの学校教育は、学びに向かう力や人間性の涵養を目指す!――前田康裕(熊本大学教職大学院准教授)
・子どものプルッとした輝きのために親はあるがままを受け止めよ!――井本陽久(数学教師)

3時間目 「学ぶ」ってどういうこと?
・筋トレ&アーティストモードでルネサンス的教養をつけろ!――千葉雅也(哲学者、批評家、作家)
・ミネルバ生は日々、好奇心をエンジンにして学び方を学んでいる!――日原翔(ミネルバ大学4年生)

4時間目 「人を育てる」とは?
・人として成長するために不可欠な対話力を大学までに身につけろ!――山極壽一(人類学者、霊長類学者)
・宇宙での生活に近いコロナの時代、失敗&リカバリー体験が人を育てる!――山崎直子(宇宙飛行士)

5時間目 塾選びの秘訣を伝授!
・塾は正しい勉強の型を、親は計画立案・目標設定でサポートしよう!――清水章弘(プラスティー教育研究所 代表取締役)
・いまの時代、スマホで勉強するのが、効率的であり、当然の流れだ!――葉一(教育系YouTuber)



<プロフィール>
「ドラゴン桜2」
著者は漫画家・三田紀房氏。東大受験漫画『ドラゴン桜』の続編。底辺校から中堅校に成長したものの、再び落ちぶれつつある龍山高校が舞台。弁護士・桜木建二が生徒たちを東大に合格させるべく、熱血指導するさまを描く。教育関係者らへの取材をもとに、実用的な受験テクニックや勉強法をふんだんに紹介している。雑誌「モーニング」(講談社)、「ドラゴン桜公式マガジン」(note)で連載中。

ライター・山内宏泰
著者は漫画家・三田紀房氏。
主な著書に、『ドラゴン桜・桜木建二の東大合格徹底指南』(宝島社)、『上野に行って2時間で学びなおす西洋絵画史』(星海社新書)、『文学とワイン』(青幻舎)などがある。

お絵かき作文ドリル 基礎編

2020年8月7日発売
坂本聰・著/ナカタベンチ・イラスト
定価
発行:朝日学生新聞社 発売:朝日新聞出版

「お絵かき」を取り入れた新感覚ドリル!
文章や図で人にわかりやすく説明する力がつく!


「お絵かき」を取り入れながら、文章や図で人にわかりやすく説明する力をのばします。
収録問題数は26問。「絵を見て文で説明する」「文を読んで絵で説明する」といった操作をくり返すことで、自分が「わかったこと」「わからなかった」ことが明確になります。さらに、「わからなかった」を「わかる」にするプロセスで、「ものごとを学ぶうえでの基本姿勢」が身につき、国語力&作文力がアップします。

文の構造に慣れ、語彙を増やすため、親子でたくさん会話をしながら進めていくしかけや、おうちの方へのアドバイスを、ふんだんに盛り込んでいます。

『基礎編』は小学校3〜4年生向け。やさしい問題から少しずつステップアップしていき、順序だった説明のしかた等を学びます。

オールカラー。別冊の解答例、アドバイス付き。



<プロフィール>
著者
考学舎代表・坂本聰
1972年、東京都生まれ。一橋大学商学部卒業。大学やサラリーマン時代に、「思考力」「コミュニケーション力」の重要性を痛感する。99年、国語指導をベースにした現代の寺子屋、考学舎を設立。高校在学中にベルギーに留学した経験などをふまえ、独自のカリキュラムを提供している。昭和医療技術専門学校特任教授(日本語表現法、思考法)。主な著書に、『国語が得意科目になる「お絵かき」トレーニング』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。

お絵かき作文ドリル チャレンジ編

2020年8月7日発売
坂本聰・著/ナカタベンチ・イラスト
定価
発行:朝日学生新聞社 発売:朝日新聞出版

「お絵かき」を取り入れた新感覚ドリル!
文章や図で人にわかりやすく説明する力がつく!


「お絵かき」を取り入れながら、文章や図で人にわかりやすく説明する力をのばします。
収録問題数は26問。「絵を見て文で説明する」「文を読んで絵で説明する」といった操作をくり返すことで、自分が「わかったこと」「わからなかった」ことが明確になります。さらに、「わからなかった」を「わかる」にするプロセスで、「ものごとを学ぶうえでの基本姿勢」が身につき、国語力&作文力がアップします。

文の構造に慣れ、語彙を増やすため、親子でたくさん会話をしながら進めていくしかけや、おうちの方へのアドバイスを、ふんだんに盛り込んでいます。

『チャレンジ編』は小学校4〜5年生向けで、『基礎編』より問題が少し複雑になりますが、情報を整理して説明する方法等が学べます。最後に6問、表などを扱う「はってんへん」の問題を収録しています。

オールカラー。別冊の解答例、アドバイス付き。



<プロフィール>
著者
考学舎代表・坂本聰
1972年、東京都生まれ。一橋大学商学部卒業。大学やサラリーマン時代に、「思考力」「コミュニケーション力」の重要性を痛感する。99年、国語指導をベースにした現代の寺子屋、考学舎を設立。高校在学中にベルギーに留学した経験などをふまえ、独自のカリキュラムを提供している。昭和医療技術専門学校特任教授(日本語表現法、思考法)。主な著書に、『国語が得意科目になる「お絵かき」トレーニング』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。

人物でよみとく物理

2020年5月20日発売
藤嶋昭 監修
田中幸・結城千代子 著
定価
発行:朝日学生新聞社 発売:朝日新聞出版

中学・高校で学ぶ、物理の重要15テーマがよく分かる! 
約50人の物理学者の歩みをたどりながら、物理学発展の歴史に迫ります。


ガリレオ、ニュートン、ファラデー、アインシュタインなど、物理学で重要な発見をした科学者を約50人収録。発明・発見に至った経緯や、その時どう考えたかを解説します。15のテーマごとに、身近な例をイラスト入りで説明するページがあり、物理現象の理解に役立ちます。年表やコラムも多数掲載。科学者たちが、時代や国を超えて影響を及ぼし合ったことがよく分かる1冊です。

〔もくじ〕
1章 力学その1(運動)
2章 大気圧と真空
3章 力学その2(万有引力)
4章 温度
5章 熱力学
6章 光その1(波としての探究)
7章 音
8章 磁気と電気
9章 電流
10章 電磁波
11章 原子の構造
12章 放射線
13章 光その2(波と粒子の二重性)
14章 量子力学
15章 素粒子

年表① 力学の確立に活躍した科学者たち
年表② 熱力学発展に貢献した科学者たち
年表③ 波動の研究に関係する科学者たち
年表④ 電磁気学の発展と科学者たち
年表⑤ 原子に関する研究と科学者たち

<プロフィール>
著者
田中幸(たなか・みゆき)
岐阜県生まれ。晃華学園中学校高等学校教員。上智大学理工学部物理学科卒業後、企業で発電所設計に携わる。慶應義塾高校、都立日比谷高校、西高校などの物理講師を経て、晃華学園中学校高等学校で教員を務める。日本物理教育学会、物理教育研究会(APEJ)会員。東京書籍中学理科教科書執筆委員。NHK高校講座物理基礎制作協力。

結城千代子(ゆうき・ちよこ)
東京都生まれ。上智大学理工学部非常勤講師。国際基督教大学大学院理科教育法修士課程修了。筑波大学大学院バイオシステム研究科中退。中学高校、埼玉大学、昭和大学他の物理講師を経て、現在、上智大学非常勤講師。晃華学園マリアの園幼稚園長も務めた。東京書籍中学理科、小学校理科、小学校生活科教科書執筆委員。元NHK 高校講座物理基礎講師。

朝顔のハガキ

2020年3月31日発売
山下 みゆき・作
ゆの・絵
定価

夕鶴ルール? 河童の仕事?「お、俺、何も言いませんから……」
少年2人の、ちょっとホラーな夏休み


ばあちゃんの家で暮らす小学6年生の誠矢。夏になると毎年かならず届く、謎の「絵ハガキ」の送り主に会うために、この夏、ついに冒険の旅に出る。誠矢の計画をなぜか邪魔するばあちゃんを振り切って、同級生の梶野くんや母さんの協力で無事に送り主の元へたどり着く誠矢だったがーー。そこで、思いもよらない人物との出会いが待っていた。

第10回朝日学生新聞社児童文学賞受賞作。
2019年10月~12月 朝日小学生新聞にて連載後、書籍化。

<プロフィール>
著者
山下 みゆき(やました・みゆき)
広島県生まれ。神戸大学大学院自然科学研究科修士課程修了。私立高校に8年間勤務、生物を教える。2019年、本作で第10回朝日学生新聞社児童文学賞を受賞。『ラストで君は「まさか!」と言う~不思議な友だち』PHP研究所(2020年2月発売)に短編作品を収録。日本児童文芸家協会会員。童話サークルわらしべ所属。

◆『朝顔のハガキ』114ページ9行目、「だすことになっってしまった」に「っ」が2つ入っていました。正しくは「だすことになってしまった」でした。おわびして訂正いたします。

言葉屋⑧ だんだん階段でまちあわせ

2020年3月31日発売
久米絵美里・作
もとやままさこ・絵
定価

朝日小学生新聞から生まれた人気小説「言葉屋」シリーズ
危機を救うのは言葉かもしれない


「言葉屋」とは、「言葉を口にする勇気」と「言葉を口にしない勇気」を提供するお店です。
言葉屋修行中の詠子は、いよいよ中学3年生の春をむかえます。最終学年の重圧や環境の変化にたえきれず、たよりにしていた仲良しのおじさんと、けんかしてしまいます。
すれちがう気持ちをかかえたまま詠子は、子どもの貧困やブラック校則、遠距離の人間関係という、さまざまな「差」が生む問題に出会い、未来を照らしてくれるものが、いつも「言葉」であることに気がつきます。
そして、思いをよせる桐谷伊織くんが、留学を考えていることを知り、ショックを受けます。眠れぬ夜に、詠子が救いを求めたのは……? 朝日小学生新聞から生まれた人気小説シリーズ第8弾。

■お試し読み(第一章冒頭の一部を掲載)はこちら

<プロフィール>
作者
久米絵美里(くめ・えみり)
1987年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。『言葉屋 言箱と言珠のひみつ』で第5回朝日学生新聞社児童文学賞を受賞し、デビュー。他の著書に『君型迷宮図』(朝日学生新聞社刊)。
 

もとやままさこ
1982年神奈川県生まれ。武蔵野女子大学文学部日本語日本文学科卒。イラスト、書籍の挿絵などで活動。『夏の日』『ゴムの木とクジラ』『ぜいたくなあさ』『まどろむ、わたしたち』(白鳥博康著、銀の鈴社)などで絵を担当している。

京大東田式カレーなる算数パズル② KAKU

2020年3月31日発売
東田大志・京大東田式パズル教室・著
定価

楽しく図形感覚を身につけるパズル「KAKU」全100問収録!

 京大東田式カレーなる算数パズルシリーズから、2巻目となる「KAKU(カク)」編(税込み1320円)を発売します。
 著者は京都大学出身で、日本で唯一のパズル博士・東田大志さんと、東田さんが昨年京都に開校したパズル教室のメンバーです。
 オリジナルパズルのKAKUは、四角い盤面上に点線と数字が書かれているパズル。点線上に線を引き、3なら三角形、4なら四角形と数字の数が含まれる角(かく)の図形に切り分けます。
 パズルのなかでさまざまな多角形ができるので、遊びながら図形感覚を身につけることができます。
 この本では、KAKUをレベル別に100問収録しています。簡単な問題から少しずつステップアップしながら、高度な考え方を身につけることができます。対象は、小学2~6年生です。
 同じシリーズで1巻目として昨秋発売された「ぬり算+」も、好評発売中です。ぬり算ではたし算をベースにした計算力が養えます。今後もシリーズで続刊予定です。
 楽しくパズルを解いて、算数の基本になる図形を認識する力や論理的な思考力を伸ばしてみませんか。

<著者プロフィール>
東田大志(ひがしだ・ひろし)
1984年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。日本で唯一のパズル研究者であり、パズル作家。小学校から高校までパズルざんまいの日々を送り、高校3年生の夏から本格的に受験勉強を開始し、京都大学法学部に現役合格を果たす。京都大学パズル同好会を創設。自作のパズルを書いたビラを全国47都道府県で配り「ビラがパズルの人」として注目される。パズルに関する著書多数。

京大東田式パズル教室
2019年4月、東田大志と京都大学パズル同好会出身のメンバー3人が京都市に開校。小学生から大人まで、楽しみながら思考力を伸ばすパズルを教えている。

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